皆さんが使っているガスには主にLPG（液化石油ガス）とLNG（液化天然ガス）の二種類のガスがあります。
LPGは一般にLPガスなどと言われ通常一般家庭の裏にガスボンベがあり、そのボンベの中に気体のガスを250分の1に圧縮して液体で保存され、使用する時に圧力が解放され気化したガスを使用しています。
一般と言ったのは大きな集合住宅などで大きなガスボンベを設置して、地中を配管して各家庭やマンションなどに配っている場合もあるからです。
LNGは都市ガス（天然ガス）とも言われ、丸い大きなタンクを皆さんも一度は見かけた事があると思いますが、あのタンク（ガスホルダー）から地中を通って各家庭や工場に配られています。
ガスの特徴としては、LPGは空気より重く下に溜まりやすくて、LNGは空気より軽いので上層部へ上昇し空気中に拡散しやすい特徴があります。
発熱量はLPGが24,000Kcalで、LNGが11,000KcalなのでLPGの方が発熱量は高いです。
また、LPG・LNG共に元々は無色・無臭ですが、漏れたときにすぐ分かるように臭いを付けてあります。
弊社は上記に記載した天然ガスの仕事を行っていて、天然ガスのどの部分の仕事を行っているか少し説明しますと天然ガスは－１６２℃の液体の状態で海外からタンカーで輸送されてきます。（天然ガスは液体にすると気体の600分の1になります）その輸送されてきた液化天然ガスをLNG地下タンクに貯蔵し、LNG気化装置（海水で温めて気化させる）を通して気体に戻します。
気体になった天然ガスを高圧導管で運搬し、途中ガバナ（整圧器）ステーションで中圧に減圧され中圧導管にて各地区のガスホルダーや地区ガバナ（整圧器）または大規模需要家の工場に配られ、最後に地区ガバナ（整圧器）で低圧に減圧された天然ガスは低圧導管を通って各家庭に供給されます。
弊社は、太字下線部の高圧導管・中圧導管・低圧導管の地下埋設の工事を行っています。
※昨今、環境問題が取り上げられますが天然ガスは石油や石炭に比べて二酸化炭素の排出量が少なく環境負荷の少ないエネルギーとして注目されています。
中圧導管埋設工事
中圧導管簡易推進（フローモール）引込状況
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中低圧同時埋設工事
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